>  >  > AKB48、次世代シフトした2013年後半

エドボルのアイドル深読みリサーチ ~AKB48激動の2013を振り返る~ (後編)

AKB48で“次世代シフト“強まる 激動の2013年後半をトピックで振り返る

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 前回「AKBグループ激動の2013年 相次ぐ卒業や峯岸騒動をどう乗り越えてきたか」では、AKB48の激動だった2013年前半を振り返ってみた。今回は、そこで明確化されたテーマ “次世代と未来のAKB48”という視点を軸に、AKB48グループの 2013年の後半6月からを時系列で振り返ってみようと思う。 

 6月5日にはAKB48グループ研究生のみの公演を日本武道館で開催。AKB48峯岸みなみ、SKE48松村香織というトーク巧者を軸としながらも、新しい個性の品評会的な公演となった。この公演から新ユニット“てんとうむChu!”やフジテレビ系ドラマ『女子高警察』などが生まれ、未来のAKB48グループを担う存在として“三銃士”と呼ばれる小嶋真子、岡田奈々、西野未姫を中心とした、次世代ユニットを推していこうという、運営側の今後の指針が明確になっていった。

 6月8日には横浜・日産スタジアムで32thシングル選抜総選挙の開票が行われ、指原莉乃が1位を獲得。この予想外の結果は、2位の大島優子にさえ「新しいAKB48になることに、すごくわくわくしています。楽しみでしょうがない。どんなコミカルグループになるのか。」と言わしめ、今までの総選挙に漂っていた悲壮感とは無縁の展開になった。指原をセンターとした「恋するフォーチュンクッキー」がファンキーで軽快なダンスナンバーとなったのは、彼女のコミカルなキャラクターが、リアルで壮絶なAKB48というこれまでの路線から脱線させてしまった故なのかもしれない。また、この日は篠田麻里子が卒業を発表した。

 7月の個別握手会からは、メンバーが全員着席しての握手が採用された。人気メンバーは丸一日の対応が必要となる握手会の負担の大きさについて、人々が再考するきっかけとなった。7月12日には、SKE48 TeamKⅡ『ラムネの飲み方』公演が千秋楽を迎え、この公演を持って全グループから各グループのオリジナル公演が消滅するという自体が発生。劇場公演を基板に、各グループの色を作り上げてきたAKB48グループにとっては死活問題となりかねない。秋元康氏、そして運営からの回答は8月の東京ドームに持ち越された。また、7月31日の札幌ドームコンサートではOGの前田敦子が登場。サードシングル『タイムマシーンなんていらない』が初披露された。

 8月には、フジテレビ系『FNS27時間テレビ 女子力全開2013 乙女の笑顔が明日をつくる!!』内の「爆烈お父さん」のコーナーにAKB48が出演。お父さん演じる、加藤浩次から渡辺麻友へのケリが問題視され、BPOなどにも陳情されるなどちょっとした騒動に。しかし、その後の渡辺自身の大人な対応と、11月16日にOAされたフジテレビ系『めちゃめちゃイケてる!』で放送された「めちゃイケAKB48運動会」にて、加藤と渡辺が件の騒動を見事な笑いに転換したことによって、事態は収拾。バラエティ番組の底力を再確認させられると同時に、AKB48がお茶の間へと十二分に浸透しているという事実を改めて認識させられることとなった。

 8月22日には秋元才加、25日には板野友美の卒業セレモニーが東京ドームで行われ、両極的な個性を持った2人がAKB48を巣立った。また、この東京ドームでは2日目に48グループ全Teamの新公演の日程が発表された。だが、最初にスタートする予定だったNMB48TeamNの公演が早くも大幅に遅れ、来年中での全公演スタートは幻となりそうな気配が漂っている。そして、3日目には峯岸みなみと13期、14期研究生による新生Team4の発足が決定。三銃士を中心とした新しい体制への移行が本格的に始動した。ただ、発表の瞬間の前Team4メンバーの島田晴香や市川美織、そして島崎遥香までが見せたやりきれない表情には、AKB48の残酷さを改めて感じさせられることとなった。

     
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