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AKB48『鈴懸-』に見えた変化の兆し “王道パターン”への回帰が目指すものは?

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 AKB48の34枚目のシングル『鈴懸(すずかけ)の木の道で『君の微笑みを夢に見る』と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの』が12月11日に発売され、初日売り上げが91.7万枚を記録したものの、連続4作目の「発売初日ミリオン」達成はならなかった。

 同曲は、9月に行われた「第4回じゃんけん大会」の上位16人が歌唱。優勝したSKE48の松井珠理奈がソロでは初のセンターを務めた。曲名が長いことでも話題を集め、公式の略称として「鈴懸なんちゃら」と呼ばれている。

 初日ではミリオンを達成できなかったが、今後100万枚に到達するのはほぼ確実。前作の『ハートエレキ』では、B’zと並ぶ歴代1位タイ記録の「通算ミリオン獲得数15作」を達成しており、「鈴懸‐」により通算16作の新記録を達成する可能性は高い。しかし、AKB48が今回売り上げを落としたことは、同グループにとって決して楽観視できることではないだろう。『AKB商法とは何だったのか』の著者であり物語評論家のさやわか氏は、今回の結果を次のように分析する。

「『鈴懸‐』は、タイトルには目新しさがありますが、歌詞の内容は2008年ごろのAKB48が得意としていたパターンに近いです。主語が“僕”になっていて、『今の距離がちょうどいい』や『君を見守りたい』といった、アイドルに対する男性ファンの心情に重ねることのできるフレーズが目立ちます。最近は『恋するフォーチュンクッキー』など、メンバー自体のストーリーを歌うパターンが多かったですが、ここに来て前のパターンに戻した、という印象です」

     
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