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Superfly、Perfume、玉置浩二&亀梨和也も……ドラマと主題歌の「融合」が進む背景とは?

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『ドクターX~外科医・大門未知子~』で主題歌「Bi-Li-Li Emotion」を歌うSuperfly。放送は11月28日21:00から。

 テレビ朝日系木曜ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の7話目(11月28日21:00オンエア)のエンディングに、主題歌『Bi-Li-Li Emotion』を歌うSuperflyが登場した。Superflyは、劇中で使用される手術室でパフォーマンスを披露。歌唱の最中には、主人公の大門未知子(米倉涼子)が活躍するシーンが挿入され、ドラマと主題歌の世界観が融合した映像に仕上がった。

 この秋のドラマには、ドラマ主題歌を歌うミュージシャンが、ドラマそのものと密接に関わるケースがほかにもある。『東京バンドワゴン~下町大家族物語』(日本テレビ系/毎週土曜21:00)では、父子を演じる玉置浩二と亀梨和也が期間限定でユニットを組み、「堀田家BAND」としてシングル『サヨナラ☆ありがとう』をリリース、11月4日〜11月10日の週間シングルランキングで初登場首位を獲得した。『都市伝説の女』(テレビ朝日系/11月22日終了)では、出演者の長澤まさみ、溝端淳平、竹中直人が、Perfumeとともに主題歌『Sweet Refrain』のダンスを披露、ネット上で話題となった。『リーガルハイ』(フジテレビ/毎週水曜21:00)では、主題歌『SLY』を歌うRIP SLYMEのメンバー、SUこと大槻一人が役者としてドラマに出演している。

 ドラマ評論家の成馬零一氏は、このような昨今の”ドラマとミュージシャンのコラボレーション”について、次のように分析している。

「ドラマに出演する役者が主題歌を歌ったりすることは昔からありましたが、最近ではよりいっそう、ドラマの世界観と密接に関わった主題歌や挿入歌が目立つようになっています。『あまちゃん』(NHK)の挿入歌だった『潮騒のメモリー』などはその最たるもので、同曲は劇中の重要な”アイテム”として登場します。作詞も脚本の宮藤官九郎が手がけていて、物語になくてはならない音楽として機能していました。2013年の前半に放送していた『泣くな、はらちゃん』(日本テレビ)では、脚本の岡田惠和が作詞を担当した「私の世界」というユニークなオリジナルソングが劇中で歌われ、iTunesや着うたで人気を博しました。そういったアプローチの背景には、ドラマに関連する音源は、ただ有名ミュージシャンを起用しただけでは話題になりにくく、セールスも見込めない状況があるのではないでしょうか。90年代であれば、人々はドラマの主題歌だというだけでCDを買ったりしていましたが、今はもっとはっきりとした動機づけがないと音源を購入するまでには至らなくなっています」

     
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