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山口真木のアイドル辛口批評

ももクロ、エビ中に続くのは? スターダストのアイドル戦略を徹底分析

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 アイドルの歴史を振り返ってみると、「こんな大物女優が、昔アイドル・グループにいたんだ!?」と驚くことがときどきありますよね。たとえば上戸彩はZ-1という4人組アイドルのひとりでしたし、満島ひかりはFolder5のメンバーとしてユーロビートでぴょんぴょん踊っていました。そんな「ビッグネーム輩出ユニット」として史上最高のコスト・パフォーマンスを見せたのは、「桜っ子クラブさくら組」でしょう。

 1991年4月から1994年8月に放送されていたテレビ朝日のドタバタ・バラエティ番組『桜っ子クラブ』。若き日のSMAPやTOKIOもレギュラー出演していたので、熱心にご覧になっていたアラフォー女子のみなさんもいらっしゃるのではないでしょうか。ちなみに「SMAP 森くん ハイキック」で動画検索するとヒットする、活気あふれる番組です。そんな『桜っ子クラブ』のメインに据えられたのが「桜っ子クラブさくら組」という女の子ユニットでした。

 番組のタイトルからして、この4年ほど前に終息したおニャン子クラブ・ブームの再燃を狙った企画だったことは明白ですが、大きなヒットにはならず、シングルを3枚リリースして番組終了と共にひっそり解散しました。グループとしての知名度はおニャン子の足下にも及ばないものの、その後のメンバーの活躍ぶりを見れば「桜っ子クラブさくら組」の偉大さに気づきます。

 まず、今や国民的女優と呼ぶべき菅野美穂。のちに「美の化身」と謳われる中谷美紀。ドラマ『高校教師』(TBS)で一世を風靡した永遠のロリータ、持田真樹。グラビア界に君臨し坊主ヌードで世間の度肝を抜いた井上晴美。ふしぎな魅力で芸能界を生き抜いている加藤紀子。グラビアでも歌手としても人気だった中條かな子は野球選手と結婚した今でも広島のローカル・タレントとして活躍中。大山アンザもハードロックバンド、ヘッド・フォン・プレジデントのボーカルとして健在。どうです。メンバーは流動的でしたが、のべ39人のうち少なくとも7人は今でもなんらか芸能活動をしていて、解散して20年近く経過しているにもかかわらず、現存率は17.9%です。

 おニャン子クラブのメンバーは52人でしたが、今でも現役、あるいは世間に名が通っているといえるのは、国生さゆり、城之内早苗、渡辺美奈代、渡辺満里奈、工藤静香の5名ぐらいでしょう。空前のブームを巻き起こしたおニャン子でさえ現存率9.6%ですから、桜っ子クラブさくら組がいかに豊作のモンスター・グループだったかがおわかりいただけるでしょう。

 そんな桜っ子クラブさくら組の代表曲が、「なにがなんでも」です。

桜っ子クラブさくら組「なにがなんでも」

 ビーイング系アーティストへの提供で知られる川島だりあの作詞で、作曲はあの織田哲郎。1992年11月25日にリリースされたこの曲は、アイドル・ソングのお手本のようなキュートなナンバーです。そして、これを歌い継いでいるグループが、きたる12月8日にさいたまスーパーアリーナでの公演が決まり、2014年にさらなる大ブレイクが期待される私立恵比寿中学(以下、エビ中)です。

 エビ中の「なにがなんでも」は、インディーズ時代のカバー・シングル(2010年2月14日リリース)に収録されています。ちょっとエッチな歌詞や「テレフォンボックス」などのくだりが修正されていますが、初期エビ中のレパートリーとして歌われていました。

 さて、ここからが今回の本題です。申し遅れましたが、今回のテーマは「スターダストプロモーションのアイドル・グループ」です。急にすみません。

 スターダストプロモーションはご存じのとおり、常盤貴子、松雪泰子、中谷美紀、竹内結子、柴咲コウ、北川景子などといった多くのトップ・スターを抱える芸能プロダクションですが、ももいろクローバーZやエビ中が所属する「3Bjunior」と呼ばれるセクションがあり、すでにももクロ、エビ中に続くアイドル・グループがスタンバイしています。

     
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