>  >  > KREVAが“韻”の楽しさを解説

亀田誠治がEテレ『亀田音楽専門学校』で、J-POPのヒット術を明かす(第6回)

KREVAが『亀田音楽専門学校』でラップの基礎を解説「韻をふむことで表現が独特になっていく」

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 音楽プロデューサーの亀田誠治がJ-POPのヒット曲を分析するテレビ番組『亀田音楽専門学校』(NHK Eテレ)の第6回が11月8日、23時25分より放送された。

 同番組は、亀田が校長、小野文惠NHKアナウンサーが助手を務め、毎回さまざまなアーティストがゲスト出演する全12回の教養番組。今回のゲスト講師には前回に引き続きラッパーのKREVAが登場。「『韻』をふんだっていいんじゃない」と題して、歌詞の「韻」について講義した。

 「韻」とは、文章の中に母音の並びが似ている言葉を散りばめることで、詞の流れにリズムを与えるテクニックのこと。亀田が発案した「インドのインコはインク色」を例に考えると、「インド」と「インコ」は、母音であるin-oが共通しているので、“韻をふんだ”と言える。KREVAが専門とするヒップホップでは、「マストではないけれど、激しく求められる」テクニックだ。

 亀田は「J-POPでも素晴らしい韻をふんだ名曲がある」として、サザンオールスターズの『愛の言霊~Spiritual Message~』を紹介。「生まれく抒情詩とは 蒼き星の挿話」という歌詞では、「とは=towa」と「挿話=sowa」、「童っぱラッパ」では、「童っぱ=wappa」と「ラッパ=rappa」など、同曲ではたくさん韻がふまれていることを説明し、さらに「韻といえばラップです」とラッパーであるKREVAに話を振った。

韻をふむとリズムが出る

 小野が「そもそもラップって?」とKREVAに質問すると、KREVAは「歌っているのとも話しているのとも違い、言葉を楽器のように使う。その中で韻をふみ、リズム良く発するものをラップと呼んでいいのではないかと思います」と説明した。

 ラップの名曲としてはまず、1994年に発表されたEASTEND×YURIの『DA.YO.NE』を紹介。「いつも忙しいしか言わないし ベル打っても返事はなっしーだっしー 何か怪っしーけど二人の時は超やさっしーの」という詞の中では、「はなっしー」「だっしー」「怪っしー」「やさっしー」と、母音が「aa i-」で4回、韻をふんでいることを解説。KREVAは「韻をふむとリズムが出てくる」と、その醍醐味を語った。

 続いて、KREVAの『あかさたなはまやらわをん』の韻を分析。「猫ならニャー 犬ならワン 象はパオーン ライオン ガオーッ 僕たちは 人間だもん あかさなたはまやらわをん」という詞が「ao-n」で韻を踏んでいることを説明した上で、KREVAは「“ん”って普段はっきり発音しないけど、すごくオールマイティに使えて、“ッ”みたいな発音しない箇所と韻をふめる」と、ラッパーならではのテクニックを明かした。

     
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