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ドレスコーズ新PVは現代版『小さな恋のメロディ』? スキルフルな演奏シーンも鮮烈!

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 ドレスコーズが11月6日にリリースする2ndアルバム『バンド・デシネ』より「ゴッホ」のPVが、10月19日に公開された。
 
 ボーカルの志磨遼平が監督を務めた今回のPVは、1人の少年の夢を追ったミニ・ドラマ仕立て。将来の夢を「有名」と定めた少年は、自分で顔にメイクを施し、新聞社を訪れるが……。物語のキーマンとなる新聞社の重役には、リリー・フランキーを起用するなど、キャストにもこだわりを感じさせる力作。志磨は自身のブログ『日本語のドレスコード』にて「ああ、神さま!どうかこのビデオが みんなのお気に召しますように」と心情を語っている。

ドレスコーズ「ゴッホ」

 冒頭で、独白めいた歌詞をポエトリーリーディング的に吐き出す志磨。不規則ビートのドラムと緊張感のあるかけ合いを見せた直後、疾走感がありながらも柔らかなメロディを歌い、一気にドラマの世界へとリスナーを引き込む。高度な演奏力を見せるポエトリーパートでの「お金がないとかいうなよ」といった自問自答的な歌詞と、平歌やサビの「面倒になりそうな方へ進め」「男の子、ちゃんと傷つけ、今は」といったメッセージとの対比は本曲の白眉のひとつ。中盤のトリッキーで複雑なパートから、ピアノのドラマチックな旋律が印象的なパートへと抜ける構成も、ドレスコーズの新境地を感じさせる。

 往年の名画『小さな恋のメロディ』を彷彿とさせるドラマと、ドレスコーズならではの前衛性とポピュラリティが調和した楽曲で、明確な世界観を打ち出したこのPV。YouTube公式チャンネルでは、PV打ち合わせの映像も公開されているので、気になるかたはそちらもチェックしてみてはいかがだろうか。なお、PVに出演しているリリー・フランキーの魅力をもっと味わいたいかたは、こちらの記事も。『初期ビートルズ、藤圭子、パンク……リリー・フランキー流の“音楽の楽しみ方”とは?』
(文=編集部)

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