>  >  > ネットダフ屋、なぜいけない?

ポール・マッカートニーのチケットに40万円の高値 “ネットダフ屋”の是非が議論に

関連タグ
福山雅治
EXILE
B'z
サザンオールスターズ
スピッツ
コンサート
ダフ屋
ネットオークション
ファンクラブ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
20131024-dafuya.jpg

ダフ屋行為は条例によって禁止されている地域もあるが……

 10月23日の朝日新聞で、2013年11月に11年ぶりの来日公演をするポール・マッカートニーのコンサートチケットに、ネットオークションで40万円という価格が付けられたことが報道され、話題となっている。コンサート会場での転売行為は、各都道府県の迷惑条例で規制されているが、ネットに関しては規制が難しく、いわゆる「ネットダフ屋」が価格を釣り上げ、今回のように法外な高値が付けられるケースがある。

 そもそも、転売行為はミュージシャンやファンにとって、どんなデメリットがあるのか。チケットの転売行為を防ぎ、ファンが正規価格でチケットを購入できるサービスを展開しているEMTG株式会社の佐藤元氏に話を訊いた。

「福山雅治やEXILEミスチルといった人気ミュージシャンの公演を確実に観ようと思ったら、通常、ファンはファンクラブに加入して、チケットを優先的に購入できる権利を得ます。しかし、転売行為を認めた場合、市場原理でチケットの価格は自然と高騰するので、そこに目を付けた”チケットオークション会社”というものが、ファンに成りすましてファンクラブに加入、組織的にチケットを買い占めるという事態が起こります。結果として、本当のファンクラブ会員が適正価格でチケットを購入できる確率が低下するのです」

 ミュージシャン側にとっても、この問題は悩みの種だ。

B'zサザンスピッツといったクラスのミュージシャンにとっても、本来のファンにチケットが適正価格で届かないのは残念なことです。また、ファンが本来1万円のチケットを10万円で購入したところで、その9万円がミュージシャンに還元されないというのも、いかがなものかと。いくらお金を払ってでもその公演を観たいという心理は、ファンとしては自然なことかもしれませんが、その行為が結果としてチケットオークション会社を潤わせているという事実は、認識したほうが良いのではと思います」

     
  • 1
  •  

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版