>  >  > 「ナナロク世代」はフェスをどう変えた?

くるり岸田、アジカン後藤、KREVA…「ナナロク世代」がフェスを主催する理由

関連タグ
くるり
ASIAN KUNG-FU GENERATION
KREVA
10-FEET
氣志團
ナナロク世代
フェス
柴那典
音楽シーン分析
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 「ナナロク世代」という言葉がある。文字通り、1976年前後に生まれた人たちのことだ。

 この「ナナロク世代」という言葉、これまで基本的には、Web系企業の起業家や技術者の世代感を表すものとしてよく使われてきた。代表的なところだと、グリー社長・田中良和氏(1977年生まれ)、DeNA取締役CTO川崎修平氏(1976年生まれ)、ミクシィ会長・笠原健治氏(1975年生まれ)、2ch開設者の西村博之氏(1976年生まれ)、はてな社長・近藤淳也氏(1975年生まれ)あたり。

 しかし、実は日本の音楽シーンにおいても「ナナロク世代」の大きな特徴がある。この世代のミュージシャンたちは、他の世代にはない独特の存在感を持ってシーンをサヴァイヴしているのだ。わかりやすい共通項は、自らフェスを主催するミュージシャンが多い、ということ。並べてみると一目瞭然だ。

くるり・岸田繁(1976年生まれ) 
■ASIAN KUNG-FU GENERATION・後藤正文(1976年生まれ)
■KREVA(1976年生まれ)
■10-FEET・TAKUMA(1975年生まれ)
■氣志團・綾小路翔
(※綾小路翔は「年齢非公開」ですが、お笑い芸人・まちゃまちゃと同級生ということが広く知られていることもあり、76年生まれにカウントしました)

 特に今年9月はこれら「ミュージシャン主催型のフェス」が毎週末に開催される状況になっている。9月8日にはKREVAによる『908 Festival』が開催された。9月14・15日には氣志團による『氣志團万博2013 房総爆音梁山泊』、そして9月21日にはくるり主催の『京都音楽博覧会2013』が開催。

 10-FEETは7月6日に『京都大作戦2013』を主催、9月21日には同世代の盟友G-FREAK FACTORY が群馬県で開催する地元密着型ロックフェス『GUNMA ROCK FESTIVAL 2013』に出演する。

 ASIAN KUNG-FU GENERATIONは9月14日・15日に『ファン感謝祭』『オールスター感謝祭』と銘打ったデビュー10周年記念ライブを横浜スタジアムで開催。そのため彼らがほぼ毎年開催してきた『NANO-MUGEN FES.』は今年はお休みになったが、その代わり、6月に全国を回るサーキット型のライブイベント『NANO-MUGEN CIRCUIT』を行っている。

     
  • 1
  •  

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版