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賛否分かれるAKB48舞台裏チケット販売 運営お得意の“自虐ビジネス”は今後も通用するのか?

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 AKB48が18日に東京・日本武道館で開催する「AKB48 34thシングル選抜じゃんけん大会」に、予想を上回る約8万人の応募が殺到したことから、AKB48の公式サイトでは11日、“禁断席”として、セットの真裏の席の追加販売を行うことを発表した。禁断席の購入者は、セットの真裏に設置された大型モニターで大会の様子を鑑賞することになり、会場の熱気や歓声は味わえるものの、肉眼でメンバーを観ることはできない。チケットの価格は1000円で、先行予約は12日の午前10時から、13日の午前10時まで行われる。公式サイトによると、この席は別名「わざわざ武道館に足を運んでモニ観なんて、だったら家でテレビを観るよ席」とのことで、チケットの入手が困難な現状に対する、苦肉の策であることを明かした。

 この発表を受けて、ネット上では「ちゃんと不利な条件であることを開示しているし、それでも熱気を感じたいと思う人がいるのなら僕はこれはこれで“アリ”だと思う」「『物販の入場料』って考えればいいと思う」「現地パブリックビューイングか。発想としては悪くないのでは」と好意的に受け取る意見がある一方、「ものは言いようですな。『禁断』と名のつくものにロクなもんはないよ」「たんだんと勢い落ちてるから売れるうちに売っとけ的な発売だな」「なんでも売るんだ。どこまでやるつもりだろう?」と、運営の対応に疑問符を投げかける声もあった。

 賛否両論となった今回の件を、アイドルの専門家はどう捉えているのだろうか。アイドルに関する記事を多数執筆し、『AKB商法とは何だったのか』(大洋図書)の著者でもあるさやわか氏に話を伺った。

「AKBの運営サイドは、お金儲けだけを優先して今回のような発表をしたかというと、必ずしもそうとは言えません。AKBの運営はもともと、カッチリしているわけではなくて、なるべくお客さんの意見を汲んで便宜を図ろうという、よく言えばフレキシブルなサービスをしてきました。今回の件で言えば、単純に、できるだけ多くのお客さんが入れるようにもしつつ、自分たちの失態と言えるような状況を自虐ネタとして提示したのだと思います。もちろん、そういった折衷案のようなものが、これまでのAKBの歴史の中で何度も問題となってきたのも事実です。たとえば握手会の日程を明確にせずに握手券を配ってしまい、メンバーが忙しく握手会がいつまでも開催されなかったり、握手会に集まる客が多くなりすぎてファンがAKBメンバーに触れ合える時間が異常に少なくなり、それを自虐ネタにして『悪魔の握手会』というイベント名を付けたこともありました」

     
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