>  > 宇多田ヒカルの“自家製ラジオ”が再開へ

10月に再開か? 宇多田ヒカルが“自家製ラジオ番組”で語ってきた、母・藤圭子への想い

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KUMA POWER HOUR with Utada Hikaru
ピーター・バラカン
宇野維正
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 今度の火曜日(9月17日)は、本来ならば宇多田ヒカルのファンにとって月に一度だけ、宇多田ヒカルの存在を近くに感じることができる貴重な1時間がやってくるはずだった。今年4月から毎月第3火曜日にInter FMで放送されている『KUMA POWER HOUR with Utada Hikaru』。自宅で収録されて、完パケ状態で放送局に送られるというその番組は、2010年12月から音楽活動休止に入っている宇多田ヒカルにとって、現在唯一の対外的な活動となっている。

 先月22日、4回目の放送(5月は体調不良のため放送休止だった)があった20日の直後に起こった、母親・藤圭子の死と、その後の一連の報道。まったく予期してなかったかたちで、テレビや新聞やネットに宇多田ヒカルの映像と音楽と情報が洪水のように溢れ出したことに、心を痛めたファンは多いだろう(自分もその一人だ)。ホームページから2度にわたって発表された本人からのメッセージも、真摯にして、とても悲痛な内容だった。

 9月の『KUMA POWER HOUR with Utada Hikaru』の放送がお休みとなることが告知されたのは、ちょうど放送日の1週間前、9月10日のことだった。今回の休止に関しては、きっと誰もが当然のこととして受け止めたと思うが、そこに「次回、10/15(火)の放送をお楽しみに」という一文が付け加えられていたことに、自分は心底ホッとした。この番組がスタートするきっかけを作ったピーター・バラカン氏(昨年、Inter FMの執行役員に就任)によると、宇多田ヒカル本人から、「ラジオでみなさんの前に出るには、少し気持ちを整理するための時間が欲しい」と連絡があったという。もちろん、その「時間」は問題じゃない。無理をして10月に復活しなくても、それが11月になっても12月になっても来年になってもいい。ただ、宇多田ヒカルがこのまま再び(もしかしたら今度は完全に)公の場から姿を消してしまうことはないのだということが、そのアナウンスからはうかがい知ることができた。

     
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