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サマソニ"ミスチル地蔵"問題はなぜ起きた? その原因と解決策を探る

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柴那典
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 サマーソニック大阪の公演を担当しているキョードー大阪の広報部に、この問題について尋ねてみたところ、「広報では現場に行っておらず、公演担当者もまだ現場の仕事に従事しているため、お答えしかねる」との返答があったのみで、スタッフ間ではそれほど大きな問題として把握されているようではなかった。また、ネット上では「スマパンの後にミスチルというブッキングに問題があったのでは」との声もあったため、運営元のクリエイティブマンプロダクションにも問い合わせてみたが、本日はサマーソニックのために休業しているとのことで、回答は得られなかった。

 "フェスマナー"の周知徹底は重要かもしれないが、ファンに悪意はなく、また運営側にも、もちろんアーティストにも責任があるとは言いがたいこの問題。有効な解決策はあるのか? 再び柴氏に聞いた。

「一つの解決策としては、バンドのリーダーやスポークスマンがファンに対して、他のバンドにもリスペクトを示すように呼びかけること、そしてその声を隅々まで浸透させることが挙げられるでしょう。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さんをはじめ、実際に自分たちのファンに向けてそういった発言をしているミュージシャンも多いです。

 今回で言えば、もしミスチルの桜井和寿さん自身が他の出演アーティストへの興味や共感を積極的に語ってきたのならば、ファンの意識も変わっていたかもしれません。実は、ミスチルの『Worlds end』はスマパンの『Tonight Tonight』に影響を受けた曲だと言われています。それを大阪で一曲目に演奏したのは、桜井さんなりのリスペクトの表明だったのではないでしょうか。しかし、その思いは残念ながら一部のファンには届いていなかったようです」

 夏フェスがブームとなり、客層も幅広くなっている昨今。誰もが気持ちよくライブを楽しむためのポイントは、リスナーのネットリテラシーと、人気アーティスト自身の呼びかけにかかっているのかもしれない。
(文=編集部)

      
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