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クラブ系からロキノン系まで総動員…山下智久新作の個性派クリエイター起用は吉と出るか?

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 山下智久が約1年2ヶ月ぶりとなるニュー・アルバム『A NUDE』を、9月11日にリリースする。山下は、7月から放送中のフジテレビ系月9ドラマ「SUMMER NUDE」の主演を果たし、その主題歌として真心ブラザーズの楽曲「サマーヌード」を2013年バージョンとしてカバーして話題を呼んでいたが、その流れを踏まえた形で、今回のアルバムのタイトルが決定した。『A NUDE』のAは、Autumn=秋を意味しており、「SUMMER NUDE」の次の試みというわけだ。前作のアルバムのタイトルはズバリ『エロ』だった山下らしく、男性のセクシーさをユーモラスに表現する一方、楽曲の制作陣にはハイセンスなクリエイターが結集している。

 アルバム表題曲となる「原始的じゃナイト ~アナログ ラブ~」は、作曲を久保田利伸、作詞を和田唱、編曲を大沢伸一が担当し、ホーンセクションには、2007年にグラミー賞を受賞したブライアン・リンチが参加。また、本年3月に、稲垣吾郎主演ドラマ「心療中 -in the room-」の主題歌としてリリースしたシングル「怪・セラ・セラ」は新進気鋭の若手バンド、パスピエによる楽曲。ほかにも、AI、STY、Jeff Miyahara、☆Taku Takahashi(m-flo)、Nakajin(SEKAI NO OWARI)、ヒャダイン、MIYAVI、森大輔、MONKEY MAJIK、RYOJI(ケツメイシ)、Rakeなどが参加している。クラブ系からロキノン系、ビジュアル系まで、今が旬の逸材がジャンルの垣根を超えて集っている。

 このアルバムの布陣に対し、ネット上では「メンツがすごく豪華。いろんな音楽ファンに向けて作られている」「ジャニーズってこんなにチャレンジングなアルバム作るんだ」といった期待も寄せられているが、一部のリスナーからは「クリエイター陣と山Pの相性が悪いのでは?」「大沢伸一とかSEKAI NO OWARIとか、ジャニーズのイメージとかけ離れている気がする」と、ディレクションの方針を疑問視する声も上がっている。実際、ここ数年のジャニーズの楽曲は、個性的なクリエイターを採用することが多くなり、ユニークな楽曲が増えてはいるが、爆発的なヒット作は生み出せていない。

 CD市場が縮小した現在と単純に比較はできないが、90年代後半から00年代の半ばまでのジャニーズは、有名クリエイターを作家陣に招きながら、コンスタントにミリオンヒットを飛ばす勢いがあった。たとえば、1997年に松本隆、山下達郎らが制作したKinKi Kids『硝子の少年』は178万枚、2003年に槇原敬之が楽曲を提供したSMAP『世界に一つだけの花』は258万枚、2005年にcannaの周水らが制作した修二と彰(亀梨和也/山下智久)『青春アミーゴ』は162万枚を売り上げている。しかし、00年代後半から10年代にかけては、Hey! Say! JUMPやKis-My-Ft2、嵐や山下が活躍し、かなりの売り上げを保ってはいるが、シングル曲では20万枚を下回ることも少なくない。

     
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