>  >  > ライブ名物「GLAYチョップ」に歴史あり

7月の函館凱旋ライブでは計5万人を動員

「GLAYチョップ」もすっかり定着 波瀾万丈の90年代組の中で、GLAYが長寿バンドとなったワケ

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90年代
DARK RIVER/Eternally/時計
GLAY EXPO
ライブ
リリース情報
ロック
ヴィジュアル系
藤谷千明

 GLAYは1988年に結成され、YOSHIKIプロデュースのもと、鳴り物入りでメジャーデビューしたものの、(当時としては)セールスは振るわず、3rdシングル『彼女の"Modern..."』以降は佐久間正英プロデュースになり、96年の『BELOVED』で大ブレイク。音楽評論家の市川哲史が「性善説ニューミュージック」と称したように、いわゆるヴィジュアル系的な非日常的な世界観ではなく等身大の歌詞が大衆の心をつかみ、その後もミリオンヒットを連発。「国民的バンド」の位置を不動のものとした。しかし、当時おなじく一世を風靡したLUNA SEAや黒夢らと違い、わかりやすいフォロワーが生まれていないのも特徴である。

『THE GREAT VACATION VOL.1~SUPER BEST OF GLAY~』(EMIミュージックジャパン)

 その理由はビッグヒットを連発したあと、玄人ウケする難解な音楽性に舵を切るロックバンドは少なくはないが、GLAYは何百万枚を売った後でも、GLAYとしての王道を追求し続けたからではないだろうか。7月24日にリリースされた『DARK RIVER/Eternally/時計』は、切なさを全面に出したミディアムテンポの「DARK RIVER」、壮大な「Eternally」、安心感を与えてくれる「時計」の3曲が収録されている。どの曲もイントロの時点で「GLAY」とわかる安定感。良くも悪くも「いかに奇をてらうか」が求められている現在の音楽シーンにおいて、マンネリと言われることも厭わない堂々とした「変わらなさ」がファンに愛され続けている。

     
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