>  >  > SKE48新曲は握手券ナシでもヒット!?

柴 那典のチャート一刀両断!

"握手券ドーピング"なしでもイケる! SKEシングルの魅力を解析

関連タグ
SKE48
AKB48
乃木坂46
アイドル
ランキング
柴 那典
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 第一線の音楽ライター/評論家が、最新アルバム・シングルチャートを斬る!
 今回のレビュアーは柴 那典さんです。

2013年07月15日~21日のCDシングル週間ランキング

1位:美しい稲妻(SKE48)
2位:Loveletter/4月の雨(aiko)
3位:自由への進撃(Linked Horizon)
4位:戦姫絶唱シンフォギアG キャラクターソング1(不死鳥のフランメ)(マリア×風鳴翼(CV:日笠陽子×水樹奈々))
5位:ガールズルール(乃木坂46)
6位:Rage on(OLDCODEX)
7位:Starlight(ウルトラ超特急)
8位:BURNING UP(EXILE TRIBE(三代目J Soul Brothers VS GENERATIONS))
9位:笑顔(いきものがかり)
10位:ラッパ練習中(渡辺麻友)

 今週のシングルチャートは、SKE48『美しい稲妻』が1位を記録。秋元康がプロデュースするAKBグループのシングルが初週1位を記録するのは見慣れた光景なので、「またかよ」と思う人もいるかもしれない。「どうせ握手会でしょ?」と揶揄する人もいるかもしれない。けれど、角度を変えて分析すると、なかなか興味深いことが分かってくる。SKE48が今年1月にリリースした『チョコの奴隷』は、実はAKB48や嵐も凌駕する「2013年上半期最大のヒットシングル」で、ニューシングル『美しい稲妻』も、その路線を正統に継承した曲なのである。

 セールスの数字を丹念に紐解くと、その事実が見えてくる。2013年上半期のシングルランキングは、こうだ。

1位 AKB48「さよならクロール」 192.6万枚
2位 AKB48「So long !」 112.6万枚
3位 嵐「Calling/Breathless」 87.9万枚
4位 SKE48「チョコの奴隷」 67.1万枚

 ただし、周知の通りこれらの数字は握手券や投票権、複数枚買いの効果が介在したもの。そういうドーピング効果を抜いた正味の「売れ線」を調べるにはどうするか? 一つの手法として、リリースから1ヶ月経過しプロモーション期間やメディア露出も一段落した発売5週目のセールスの数字を見るという手がある。上記4曲についてそれを並べたのが以下。

1位 SKE48「チョコの奴隷」 0.84万枚(03/11付 11位)
2位 嵐「Calling/Breathless」 0.73万枚(04/15付 12位)
3位 AKB48「So Long!」 0.58万枚(04/01付 14位)
4位 AKB48「さよならクロール」 0.46万枚(07/01付 20位)

 見事なまでに順位が逆転しているのだ。それだけじゃない。『チョコの奴隷』は、発売から2ヶ月経った04/08付で0.89万枚(14位)、3ヶ月経った05/13付でも0.42万枚(20位)と、異例のロングセールスを続けている。今年にリリースされたAKB48関連のシングルの中でも、最も楽曲そのものの力で売れた曲なのだ。

     
  • 1
  •  

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版